
メイクさんにも愛されるクリーミーシリーズ。その秘密は?
メイクさんにも愛されるクリーミーシリーズ。その秘密は?
MiMCから満を持して発売された
「美容液でメイクする」発想のクリーミーシリーズ。
ナチュラル・オーガニックコスメのプロフェッショナルである美容家・オーガニックコーディネーターの吉川千明さんと、ナチュラルコスメのメイクアップアーティストとして業界からの信頼も厚く、自らナチュラルコスメの開発も手がける小松和子さんのおふたりにお使いいただき、おすすめポイントから使いかたのコツまで、様々なこだわりを伺いました。
MiMCのクリーミーシリーズとは?
2012年10月3日 MiMCの最高峰クリーミーシリーズが登場。美容液成分、保湿力、カバー力MiMCの中でNo.1
発想の転換から生まれたクリーミーファンデーション
- 吉川:
- ついにクリーミーファンデーションが完成したんですね。
本当に嬉しい。
- 北島:
- 大変お待たせいたしました。ミネラルパウダー100%ファンデーションからスタートして5年、ついにここまで来ることができました。正真正銘「肌によい成分だけで作られたクリームファンデーション」です!

- 吉川:
- ミネラルファンデーションはどうしてもパウダーが主流じゃないですか。でも、「乾燥する」「カバー力が不安」というイメージが定着していて、肌にいいものを使いたいという人でも、パウダーは敬遠されるケースが大変多いんですよ。みなさんやはりツヤ肌を求められます。でも処方的には「余計なものは入れたくない」という信念の結果、パウダーファンデーションに行き着いているわけですから…。クリームタイプは成分的に作れません! というのがナチュラルコスメの定説みたいなところがありましたよね。
- 小松:
- しっとりとしたツヤ肌をパウダーで表現するのは難しいですね。特に乾燥してしまう秋冬は、クリームの安心感が欲しいところ。だからクリーミーファンデーションの登場は本当に待っていました。しかも、このファンデーションはリッチなツヤが出るのにすごく軽い。ベタつきが一切ありませんよね。若い方にもおすすめです。
- 吉川:
- そう! 全然重くないんです。しっかりカバーしてくれるのに、つけているのを忘れてしまうくらい。なにか秘密があるんですか?
- 北島:
- これは、発想の転換から生まれたファンデーションなんです。最初の頃は見た目も付け心地もベタッとしている重いファンデーションでした。カバー力があって、リッチなテクスチャーというのを考えて作るとどうしてもそうなってしまう。シリコンやポリマーは入れられませんから、すべりが悪くなっちゃって、全然うまくいかなかったんです。そんな試行錯誤をしているある晩に、スキンケアで顔に美容液を乗せたとき「あれ? すごい伸びがよくてしっとりする理想のテクスチャーだな」って気がついて。美容液だから当たり前なんですけど(笑)。これをベースにミネラルを溶け込ませれば、いいファンデーションができるに違いない! ってひらめいて。
- 吉川:
- つまり、毛穴を塞いでいないってことですね! なるほど、だから皮膜感がなくて軽いんだ。

- 小松:

- スキンケア効果の高いファンデーションを開発するんじゃなくて、美容液にファンデーションの機能をもたせた、ということですね。さすが、北島さんらしい発想(笑)。
- 北島:
- それからはスムーズでした。エイジングケア要素を入れたい、軽く見せたい、カバー力がほしい、ツヤがほしい、そういうニーズを全部取り込むことができたんです。
- 吉川:
- クリームファンデーションと聞くと、肌に悪いものが入っているんじゃ? と不安になってしまうのですが、そういうことなら安心です。しかも、使い方が本当に簡単。テクニックいらずなのもうれしい!
- 小松:
- このファンデーションは、指やスポンジですっと肌になじませるだけ。頬などはしっかりと重ねて、余分なところはパフで吸い込むように軽く叩くと立体感のある仕上がりになります。調整が簡単なのでとても使いやすい。ナチュラルコスメは油分が多くなってしまいがちなので、どうしても崩れてしまうんですが、このファンデーションはオイルもサラサラで軽いものを選んでいるんですよね。
- 北島:
- 角質層への浸透が高い美容液オイルを厳選しました。オイルはとかく酸化しやすいので、そこも気を配りましたね。それから、先ほど崩れのお話が出ましたが、水をパーンとはじく若い肌のような仕上がりにこだわりましたので、汗をかいてもよれたり崩れたりしません。
- 小松:
- お直しも簡単にできます。肌に浮いている油分を指でなじませたら、その上からスポンジでファンデを軽くなじませればOK! ケミカルコスメだとこの方法はよれてしまうんですよね…。
- 吉川:
- ミネラルパウダーだとツヤがない、ナチュラルコスメだと油分が多くて崩れる、ケミカルコスメだとよれが気になる…あらゆる不満がこのファンデーションを使うと解消されますね(笑)。すごい!
クリーミーチークがマストな3つの理由
- 北島:
- 本日、吉川さんと私は小松さんにメイクをしていただいたんですが、目から鱗のテクニックを伝授していただきました。クリーミーチークをファンデーションに練り込むという! 神業ですね!
- 吉川:
- 北島さん、表情がほんとにフレッシュでかわいい! 肌の質感が全然違います。
- 北島:
- 顔色って作れるんだ、って感じです(笑)。肌そのものがキレイになったみたい。
- 小松:
- チークをファンデに練り込むことで、顔全体のトーンアップができます。クリームタイプならではの使いかたですよね。単品でブラシや手でさっと乗せても決まりますし、本当に使いやすい。このクリーミーチークの素晴らしいところは、カバー力があるところなんです。チークゾーンは紫外線の影響を受けやすいので、シミやそばかすをカバーするのに、補色となるピンクやオレンジを入れてあげるときれいに決まります。
- 北島:
- クリーミーチーク開発時にこだわったのもそこです。MiMCのスタッフは耳にタコができるくらい聞かされていると思いますが(笑)、頬は紫外線から守ってあげる必要が特にある場所なんですっ! 色味の補正だけでなく、UVカットという意味でカバー力をアップ、スキンケアの意味でマンゴー種子バターとアルガンオイルを配合しています。
- 小松:
- シミが気になるところにつけるんだから、スキンケア効果は当然気になりますよね。つまり「カバー」「紫外線カット」「スキンケア」の3点で、チークラインを美しくしてくれているということなんですね。素晴らしい。
- 吉川:
- ここまで考えられた商品は、ナチュラルコスメになかなかない。ずっと待っていました(笑)。へたなコンシーラーなんかでカバーすると、かえって変に目立ってしまったりするので困っていました。カバーしながらスキンケアして、血色よく見せてくれるなんで最強です。
- 小松:
- チークを塗らないっていう人、結構いますよね。私はファンデーションよりも大事だと思っています。顔が本当にあか抜けますからマストですよ! くすみが気になる人はピンク、パキッと見せたい場合にはオレンジ。両方混ぜるのもおすすめです。
- 吉川:
- 色味は気分に合わせて、どんどんトライするといいですよね。私は今日、パウダータイプのビオモイスチュアチークを上に重ねていただきましたが、とっても満足。目立つ部分にはツヤとキレイな色を出したいですから!
- 北島:
- クリーミーシリーズがあることで、お客様の選択肢が広がってほしい、というのが私の願いです。そのためには肌にいい、使いやすい、仕上がりが美しい、この3点は一歩も妥協できない(笑)。以前小松さんからご指摘いただいたのが、ナチュラルコスメのベースメイクは時間が経つとくすみやすい、ということ。これは、ミネラルパウダーが油分を吸うと色が濃くなってしまうからなんです。ケミカルコスメで使われているパウダーはコーティングされていることが多いのですが、ナチュラルなミネラルパウダーは天然のままなので、スポンジのように皮脂を吸ってしまうんです。新聞紙が濡れると色が濃くなりますよね。あれと同じことが肌の上で起こってしまう。だからくすむんです。ですから今回クリーミーシリーズを開発するときに、パウダーにあらかじめぎりぎりまで美容液をしみ込ませています。だから、時間が経ってもくすみにくく仕上がっています。
これからのナチュラルコスメに必要なこと
- 北島:
- 勉強の意味も込めてお伺いしたいのですが、多様になってきたナチュラルコスメの世界にとって必要なものはなんでしょうか。
- 小松:
- まずはおしゃれ感ではないでしょうか。メイクアップは特に、持っていて楽しい、気分がアガるというのが大切。女子力をアップするための大切なアイテムですから。でも、MiMCさんはそこにすごく注力されていますよね。
- 北島:
- ありがとうございます!
- 吉川:
- オーガニックは生成りのイメージが強いですけど、やっぱりかわいいものを持ちたいのが本音です(笑)。ナチュラルだって、もっともっと楽しんでいいということを伝えたいです。そのためにも、使い方や効果などをもっともっと知ってもらう必要がありますね。私たち伝える側の大きな使命だなと感じています。
- 北島:
- 確かにそれはありますね。ナチュラルコスメには説明しなければならないことがたくさんあるな、と今日お話を伺っていて改めて思いました。もっとわかりやすく伝える工夫を、私たちメーカーもしていかないと。
- 吉川:
- 今日、小松さんにメイクしていただいて思ったのですが、人に教えてもらうってすごく世界が広がることなんですよね。自分ひとりだったら選ばない色も、実はこんなに似合うんだ! といった発見があったり。新しい使い方を学ぶこともできる。大切ですよね。
- 小松:
- 意外と、自分では自分の立ち位置がわからなかったりする。今どんなメイクが似合うのか、どんなエイジングケアが必要なのか、そういうことを知るのは大切です。20代のメイクのまま止まっていたり、もう若くないから…とあきらめてしまうなんて勿体無い! 肌や体系が変わっていくことは退化ではなくて、楽しめるものが変わっていく、ということなんです。今の自分がもっとも輝けるメイクアップがあることを忘れないでほしい。
- 北島:
- 小松さんにメイクしていただいて、本当にテンションが上がりました! キレイになるって、それだけで人をハッピーにさせる力がありますよね。MiMCも、世の中の女性がもっともっと美しくなるお手伝いができたら、と思っています。今日は本当に、ためになるお話をありがとうございました。
Profile
吉川 千明
美容家・オーガニックコーディネーター
「最上級のビューティは自然の力、植物の力が与えてくれる」という考えのもと、化粧品やスキンケア、スパのみならず、女性医療、食、漢方、生き方など、女性のためのナチュラルで美しいライフスタイルを様々な角度から提案している。ジュリークショップ青山、白金台ビオ・パスカルなど、ナチュラル感を重視した5つのサロンとスパを主宰。
http://www.biodaikanyama.com/
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小松 和子
ナチュラルコスメ ヘアメイクアップアーティスト
CM、雑誌、映画、ドラマなどで多くの女優を担当。現在はナチュラルコスメのヘアメイクアップアーティストとして、コスメ商品の監修、イベント・店舗プロデュース、講演、講座など多岐に渡り活躍。
http://www.kazuko-komatsu.jp
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北島 寿
MIMC代表取締役 開発者
アメリカでミネラルファンデーションに出会い、使い心地、効果に感動。2007年アメリカでMIMC,INCを設立。世界で初めて日本人の肌質、肌色に合わせたミネラルファンデーションを開発。MiMCのすべての商品の開発を手がけている。
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