「味や香りが心地よい」「安心な成分で歯磨きできてうれしい」「研磨剤フリーなのに歯が白くなる」と発売以来、好評いただいているハーブトゥースジェル。
実は、その開発の裏には、語りつくせないほどのストーリーがありました。その一部を、MIMC代表であり開発を担当した北島寿と、ハーブトゥースジェルの監修者である歯科医、平澤裕之先生が対談形式で紹介します。




「使うことで元気になる」歯磨きジェルを開発する!



MiMC代表 北島寿(以下、北島):
わたしはもうずっと平澤先生に歯を診ていただいているのですが、先生がよくおっしゃっている「90歳まで自分の歯を保つ」という考え方に深く共感しているんです。
自分の生まれ持ったものを大切にし、長く活かしていくことを目指すのはMiMCも同じで、肌本来の機能を大切にして活かすことで、さらに美しい肌へと導く製品を生み出すというコンセプトは、創業当初から変わっていません。

平澤先生(以下、平澤):
いまは人生100年時代ですから、自分の歯を保つのも90歳ではなく100歳までですね。もっといえば、生きている間ずっと、ということなんです。
私は、口腔内を診ることを通して、その方自身が元気になるための治療を行っています。日常のケアとして歯磨き粉は身近なものではありますが、なかなかしっくりくる製品が見つからず、そんな話を北島さんにしたところ、「では是非、開発しましょう」という、うれしいお言葉をいただきました。

北島:
先生から「使うことで元気になるような歯磨き粉があれば」という言葉を聞き、開発者としてのやる気に火がつきました。
不要なものを一切含まず、汚れはきちんと落とすけれど、必要な常在菌まで奪わないような歯磨き粉を創ることは、MiMCとしても新しいチャレンジになると思いました。

平澤:
私からのリクエストはシンプルに、「使って元気になる製品」というものです。使うことに不安がないのはもちろんですが、成分が一つひとつ自分の役割を発揮しながら調和し、まるでオーケストラのように美しいバランスをとっている歯磨き粉を望んでいました。
私は「バイオレゾナンス療法(振動療法)」に基づいた治療をしているのですが、その観点から見ても納得のいくものがほしいと思っていました。



日本の柑橘のルーツである橘(たちばな)が鍵に



北島:
環境を整えるだけでなく、その人自身を元気にするような歯磨き粉という、全く新しいものへの挑戦に向けやる気はあふれていたものの、その開発の道のりは、正直とても大変でした(笑)。
私の方では、「食品認定されている成分だけで汚れを落とす」、「水がなくても使える」ということを念頭に処方を考えました。
水がなくても使えるということは、災害などの緊急時や病気の時、介護の現場などをイメージしてのことです。「汚れを落とすことができ、そのまま飲みこんでも問題なく、さらにはそれが栄養にもなる」ことを実現できれば、それは「元気」につながると思いました。


平澤:
納得いくものを創るため、北島さんが提示してくれた成分や処方について妥協なく確認し、かなりの数ダメ出しさせていただきました。(笑)
ある時、私がオレンジの仲間であるクレメンティンが歯に良いという論文をみつけて、北島さんにお伝えしたんです。クレメンティンは薬効性のトータルバランスが良い柑橘系でして、漢方としては、蜜柑の皮である陳皮に似ており、抗菌作用、抗ウィルス作用、抗炎症作用、鎮静作用、血流増加作用、そして何よりも消化促進作用と唾液分泌作用が期待できる植物です。




北島:
クレメンティンがひとつの突破口になりました。クレメンティンとはオレンジの一種なのですが、これを日本の柑橘で置き換えたら何だろうと考え、橘に行きつきました。
橘は日本固有の柑橘であり、そのルーツにあたるもの。不老不死の霊果としての伝説もありますが、なんと現在は絶滅危惧になっていました。
成分としても、ストーリーとしても、製品の核となる原材料として橘を使いたいと、提供してくださる方々を探したのですが、製品として使用できるほどの量を確保することが難しくて。
親しくしているいくつかの農家さんは、「今後のために」とわざわざ橘を育て初めてくださったのですが、それが実るのを待っていては、製品ができるのはいつになることやら…と途方にくれていたところ、奈良で橘の保存のために尽力している団体に出合うことができました。
彼らに、この製品にかける想いと実現のためには橘が欠かせないことを説明したところ、提供いただけることになったんです。そして、橘をキー成分として、与論島の深海の塩、漢方にも使われている和ハーブで、最終的な処方を組むことができました。




平澤:
日本古来のものを使っていくのはいいですよね。私は古神道も勉強しているのですが、日本の文化には、すばらしい概念がたくさんあります。
橘はもちろんですが、塩も「清める」という意味で、今回の製品にぴったりのものだと思いました。歯を磨くという行為が、意識せずとも清めの儀式になりますよね。
北島さんが最終案として創ってくれた処方は、バランスがよく、使っていても気持ちよく、使用されている成分から見ると、栄養たっぷりの「和漢方ゼリー」とも言える、まさに元気になる歯磨きジェルとなっていました。また、成分や感覚的として良いだけでなく、バイオレゾナンスの観点から数値化しても、良い結果が出ていました。

(歯磨きジェルの感想や、コロナ時代の口腔ケアについて語る 後編 に続く・・・)




Profile

平澤裕之
医療法人福涛会 理事長
1989年より歯科医として活動。1995年大阪市住之江区に平澤歯科医院を開業。2015年東京都銀座に分院、銀座バイオレゾナンスデンタルクリニックを開院。同時に医療法人福涛会(ふくなみかい)を設立。 ドイツ振動医学に基づく、周波数調整(バイオレゾナンス)の第一人者であり、歯科領域におけるバイオレゾナンスや漢方薬処方について造詣が深い。「人間に本来備わっている【自然治癒力】という素晴らしい力を最大限に引き出し、活用する」という考えのもと、全身の健康を考えた治療を提供している。