「使うことで元気になる歯磨きジェルを」というコンセプトのもと、開発がスタートしたハーブトゥースジェル。
幻の果実である橘を核とし、与論島の深海塩や和漢ハーブのエキスを使って出来上がった歯磨きジェルに寄せられる声やコロナ時代の口腔ケアについて、MIMC代表の北島寿と歯科医である平澤裕之先生が語り合いました。


前編はこちら


歯医者の仕事を減らしてくれる歯磨きジェル

平澤:
MiMC ONEの歯磨きジェルが完成し、スタッフからの第一声は「これ、おいしい!」だったんです(笑)。口にいれると、まずおいしく感じると。
さらに、「安心して患者さんにすすめられる製品ができてうれしい」「殺菌ではない形で口内環境を安心して整えることができるのがうれしい」という声をもらいました。やはりスタッフの側が、「ここはちょっと疑問があるんだけど…」と思いながら患者さんにご紹介するのと、心の底から自信をもってご紹介するのでは、それこそ、周波数が違ってきます。また、患者さんからは、「使っていて気持ちいい」「歯茎の色がきれいになってきた」といった感想をいただきました。敏感な知人たちからは、「使った後は手足がポカポカする」「肌ツヤまで良くなってきた」「視界がクリアになった」という声も。
治療する側の私からの感想としては、この歯磨きジェルは「医師の仕事を減らしてくれる」。元気になる=細胞が活性しているということですが、ONEの歯磨きジェルを使っている方は、以前出血していた場所の出血が止まっていたり、歯肉炎が軽減されていたり、歯茎がきれいなピンク色になってきたりと、驚くような結果がでています。今後はこれを数値でも表していく予定です。
医者も歯医者も、本質的にはなくなっていったらいい仕事だと私は考えているんです。病気が減っていくということが、喜ばしい。こちらの歯磨きジェルを通して、その実現により近づくことができるようになりました。

北島:
ONEの歯磨きジェルは、出産前後の女性たちや、小さいお子さんがいらっしゃるお客様から、特に喜びの声をいただいています。粘膜からの吸収率、特に舌下からの吸収率は高いので、口の中に入れるものは注意が必要です。そこを気にされている方々が、この歯磨きジェルなら安心だと言ってくださいます。また、私の息子はアメリカで生まれて7歳くらいまで向こうで育ったのですが、日本に帰ってきてから、歯磨き粉が洗剤の味がするといって使いたがらなかったんです。そんな彼も、この歯磨きジェルは嫌がらずに使っているので、ケミカルな成分や匂いに敏感な方でも安心して使っていただけると思います。



コロナ時代の口腔ケア



北島:
コロナをはじめ、ウィルスの脅威が広がるこの時代に、どんな口腔ケアが必要だと平澤先生は考えますか?


平澤:
口腔はあくまでも身体の一部なので、まずは身体全体を元気にしていくことが重要です。自分の免疫力をしっかり上げて、弱アルカリ性にしていく。酸性に傾くと、口腔内にもバクテリアや真菌が増え、虫歯や歯周病が発生しやすくなります。具体的には、下半身を中心に身体の冷えをとること、力を緩めること、頑張りすぎないことが大切です。また、コロナはもちろん、どんな感染症に対しても負けない免疫力を養うために、心身を清めておく。不要なものを取り込むと、出ていってもらうのが大変になります。周りも自分も汚さないことを意識してほしいです。


北島:
デトックスは実はとても大変なんですよね。私自身も、不要なものが上手に排出されず体内に蓄積されてしまったために、アトピーや化学物質過敏症を引き起こし、つらい経験をしました。排出させるのも、結局は代謝力なんですよね。代謝力が高ければ、少々の不要物もしっかり出していくことができ、免疫力も高められる。オーガニックやナチュラルも、日本では「雰囲気」として取られがちですが、欧米では、「オーガニックの野菜が免疫力を高めた」という論文が出ていますし、見えない部分、ふんわりしていた部分をサイエンスの力で数値化するようになってきました。MiMCも、サイエンスによる裏付けとともにオーガニックをさらにアップデートしていきたいと思っています。


平澤:
数値という万国共通の言語で確認することは、理解を深めるためにも、説得力としてもとても重要です。感覚として気持ち良いもの、さらに数値としての裏付けがあるものを使うことは、心身を健康にし、感性を開かせてくれます。酸性に傾いた状態は、細胞に元気がない状態ですから、すべての器官の働きも鈍くなっている。しかし、弱アルカリの状態に近づくにつれ、感覚も鋭敏になってきます。最初はこの歯磨きジェルの味も効果もよくわからなかったとしても、身体が元気になることで、「食べものが前よりおいしく感じるようになってきた」「口の中がネバネバせず爽やかな感じがする」と、どんどん気づきが生まれるようになるはずです。




北島:
この製品が発売されたのは2019年5月ですが、製品を開発中に北海道胆振(いぶり)東部地震が起こりました。MiMCの札幌店のスタッフたちが被災し、とても心細かったそうです。その話を聞いた時、この歯磨きジェルは、災害時のような心身共に厳しい状況下で支えになるものだと確信しました。水がなくても、口の中を清潔に保つことができる。また、先ほど平澤先生からこの歯磨きジェルは和漢方ゼリーだという言葉をいただきましたが、果実や植物のエキスと塩で構成されているため、磨くことで栄養まで摂ることができます。地震、大雨、ウィルスなど、様々な脅威がある時代だからこそ、「このハーブトゥースジェルを一家に一つ常備してほしい」といつもスタッフにも言っているんです(笑)。