ファンデーションとは? 目的や種類、上手な塗り方を知って使いこなそう
目次
ファンデーションとは?
ファンデーション(foundation)は、日本語では「土台」「基礎」「下地」などの意味を持つ英語です。メイクにおいては、毛穴やシミ、シワといった悩みをカバーして肌をきれいに見せる、ベースメイクの要となるアイテムです。
まずは、ファンデーションを使う目的や、似ているアイテムとの用途の違いを見ていきましょう。
ファンデーションを使う目的
ファンデーションの役割は、肌の色ムラや毛穴、シミ、シワ、そばかすなどをカバーして、均一できれいな肌に見せることです。肌色を明るく見せる効果も期待できます。
使用するファンデーションを変えれば、ツヤ肌やマット肌など、さまざまな肌の質感を演出することも可能です。
また、ファンデーションで肌の表面に膜が作られるため、紫外線や摩擦といった外的刺激から肌を守ることにもつながります。
他にも、保湿成分を配合していて乾燥が防げる、余分な皮脂を吸着するなど、肌の状態を整える効果が期待できるファンデーションもあります。
似ている他のアイテムとの違い
ファンデーションと同じく、メイクの基本となるアイテムには、化粧下地やフェイスパウダーなどがあります。
化粧下地は、ファンデーションを塗る前に使用するアイテムです。ファンデーションのノリや持ちを良くする役割があります。
一方で、フェイスパウダーは、ファンデーションを塗った後に使用します。質感を整えたり、皮脂による化粧崩れを防いだりすることが可能です。
ファンデーションとは異なり、カバー力はほとんどありません。あくまでもファンデーションの後に使い、メイクをさらに美しく仕上げることが役割です。
ファンデーションの種類
ファンデーションはさまざまな種類に分けられます。ご自身の肌質や肌トラブルに合わせて、適切な種類を使うようにしましょう。一般的な種類と特徴は、以下のとおりです。
リキッドファンデーション
名前のとおり液状で、水分が多く含まれています。油分も多いため保湿力やカバー力に優れており、肌なじみが良いのが特徴です。
クリームファンデーション
油分が多めで、リキッドよりテクスチャーが重たいタイプです。カバー力が高く、シミを隠したい方や乾燥が気になる方に適しています。
プレストファンデーション
パウダーを押し固めて固形状にしています。持ち運びしやすく、外出先での化粧直しに最適です。
ルースパウダー
粉末タイプで、毛穴や色ムラといった悩みをカバーできます。ふんわりした仕上がりや軽やかな使い心地が人気です。
クッションファンデーション
スポンジにリキッドファンデーションを染み込ませています。リキッドファンデーションとパウダーファンデーションのメリットを併せ持ったタイプです。
ミネラルファンデーション
原材料に天然由来の鉱物を使用したファンデーションの総称です。肌に優しく、石けんで簡単にオフできます。
MiMCでは、ナチュラルにこだわったミネラルファンデーションを取り扱っています。
⇒MiMCのミネラルファンデーションとは
https://www.mimc.co.jp/shop/mimc_about/mineral.aspx
崩れにくいファンデーションの選び方
リキッドやクリームといったテクスチャーだけでなく、ファンデーションは商品ごとに配合されている成分やカラーなども異なります。自分の肌質や悩み、色味、仕上がりの印象、雰囲気などを考えて、自分の肌に合うものを選ぶことが大切です。
また、乾燥や汗、肌荒れ、マスクや衣服による摩擦など、さまざまな要因でメイクが崩れてしまうこともあります。どのような原因でメイクが崩れているのかも踏まえて、ファンデーションを選ぶようにしましょう。
ファンデーションの選び方については、以下の記事で解説しているので、併せてご確認ください。
⇒「肌に合ったファンデーションの選び方。自分に合うタイプを見つけよう」
https://www.mimc.co.jp/shop/pg/1202306-1/
正しいファンデーションの使い方
肌に合うファンデーションを選ぶだけでなく、正しい方法で使うこともメイクをきれいに仕上げるコツです。正しい手順でファンデーションを使えば、陶器のように滑らかな「陶器肌」を目指すこともできます。
肌質に関わらず、メイクを行う時はスキンケアから始めましょう。事前に余計な皮脂や汚れを落とし、化粧水や乳液で保湿することで、化粧の色ムラなどを防げます。
化粧ノリを良くしたり、崩れるのを防いだりするために、スキンケア後に化粧下地も使用するのもおすすめです。
また、ファンデーションは、少量をムラなく塗り広げることを心がけましょう。厚塗りは不自然に見えやすいだけでなく、メイクが崩れる原因にもなります。
ファンデーションがヨレた時の化粧直しの方法
事前のスキンケアを徹底したり、化粧下地を使ったりしても、メイクが崩れるのを絶対に防ぐことはできません。ファンデーションがヨレてしまった時の、化粧直しの方法も覚えておきましょう。
まずは、メイクの崩れにつながる余分な汗や皮脂をティッシュなどで吸い取ります。その後、肌にミスト化粧水などで肌に潤いを与えることが大切です。
ファンデーションがヨレている時は、スポンジのきれいな部分などで一度オフしてから重ねていきましょう。オフせずにそのまま重ねると、その部分だけ浮いてしまいます。
よりしっかりと直したい時は、崩れた部分のメイクを完全に落としたら、再度ファンデーションを塗りなおすと良いでしょう。
MiMCでは、アルカリ性単純温泉水(基材)と炭酸(二酸化炭素)でできており、さまざまな用途で使えるミスト化粧水を取り扱っています。
肌の保湿はもちろん、拭き取り洗浄や頭皮マッサージといった用途で使うことも可能です。
ファンデーションに使用期限はある?
ファンデーションをはじめ、肌に塗布する化粧品には使用期限があります。具体的な期限は商品や保存環境などにも左右されますが、未開封の状態で製造後3年、開封済みの状態で1シーズンから1年程度が目安です。
ただし、開封後は雑菌やホコリが混じったり、空気に触れて酸化したりした結果、品質に影響が出る可能性があります。一度開封したファンデーションは、できるだけ早めに使い切ることを心がけましょう。
自分の肌に合ったファンデーションを用意しよう
ファンデーションは、色ムラやシミ、シワなどをカバーして、均一できれいな肌に仕上げるためのアイテムです。肌を紫外線や乾燥から守る役割も備えています。
リキッドやクリーム、プレストなど、タイプごとに扱い方や仕上がりの質感が異なるので、自分の肌質や好みなどに合わせて、使いやすいファンデーションを選ぶようにしましょう。
ファンデーションの基本を理解すれば、メイクをよりきれいに仕上げる手助けになります。ご紹介した内容を、ぜひ日々のメイクにお役立てください。
ファンデーションは、メイクの際に欠かせないアイテムのひとつです。基本となるアイテムだからこそ、使用する目的や種類ごとの特徴、上手な塗り方といった知識を覚えておく必要があります。
ここでは、ファンデーションを上手に使いこなすために覚えておきたい、種類による違いや選び方、使い方のコツなどをご紹介します。